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生徒クライアントからサイトリニューアルの依頼を受けたんですが、SEO順位が下がらないか心配です…どんなことに気をつければいいでしょうか?



よーく聞くんだぞ。サイトリニューアルは諸刃の剣じゃ。適切に対処すれば順位を維持できるが、失敗すればアクセスが半減することもあるんじゃ!
結論から言うと、SEO 順位を守るリニューアルで最も重要なのは「301リダイレクトの完全設定」と「高評価コンテンツの温存」の2点です。この2つを怠ると、オーガニック流入が50%以上激減した事例も珍しくありません。
本記事では、SEO 順位が下落する5つの主要原因と、それを防ぐための12の実践的な防止策を解説します。リニューアル前・中・後の各段階で何をすべきかが明確になり、SEO 順位を守りながらサイトを改善できます。
URL を変更した際に旧 URL から新 URL への 301 リダイレクト(恒久転送)を設定しないと、検索エンジンは「旧 URL が削除された」と判断します。
【変更前】
https://example.com/products/web-design.html
【変更後(301リダイレクト未設定)】
https://example.com/services/web-design/
→ 旧URLにアクセスすると404エラー
【影響】
・旧URLに蓄積されたSEO評価(ページランク)が失われる
・外部サイトからの被リンクが無効になる
・検索結果から旧URLが削除され、新URLはゼロから評価される| 状態 | SEO 評価の引き継ぎ率(推定) |
|---|---|
| 301 リダイレクト未設定 | 0〜10%(ほぼ失われる) |
| 301 リダイレクト設定済み | 90〜95% |
検索エンジンから高く評価されているページを削除したり、内容を大幅に変更すると、そのページの検索順位が下がります。
【事例】ECサイトのリニューアル
リニューアル前:
・「Web制作 相場」で検索順位3位のブログ記事
・月間5,000PV、コンバージョン150件
リニューアル時の変更:
・デザインを刷新し、テキスト量を半分に削減
・見出し構造を変更(H2、H3の階層を変更)
・重要なキーワードを削除
結果:
・検索順位が3位 → 28位に下落
・月間PVが5,000 → 300に激減
・コンバージョンが150件 → 10件に減少コンテンツの質・量の減少、ターゲットキーワードの削除、見出し構造の変更が重なると、検索エンジンはページの主題を理解できなくなります。
内部リンクはサイト内のページ同士をつなぎ、SEO 評価を分配する重要な役割を担います。リニューアルでこの構造が崩れると評価が分散します。
【Googleの評価基準】
・トップページから近い(クリック数が少ない)ページ → 重要度が高い
・多くのページからリンクされているページ → 重要度が高い
・内部リンクのアンカーテキストにキーワードが含まれる → 関連性が高い主な問題パターンは3つです。リンク切れ(旧 URL への 404 エラー)、階層の深化(トップから3クリック → 5クリック以上)、重要ページへのリンク数の減少です。
リニューアル作業中に設定した robots.txt や noindex タグを、本番公開後に解除し忘れると、検索エンジンにページがインデックスされません。
# テスト環境用(すべてのクローラーを拒否)
User-agent: *
Disallow: /
→ これが本番環境に残ると、サイト全体がインデックスされない設定 → 表示設定 → 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」
→ チェックが入っていると、全ページに noindex タグが付与される<meta name="robots" content="noindex, nofollow">
→ 重要ページのheadタグにこれが残っていると、インデックスされないリニューアルでデザインを豪華にした結果、画像サイズが大きくなったり JavaScript が増えたりして表示速度が遅くなることがあります。ページ速度は Core Web Vitals として Google のランキング要因です。表示速度が1秒遅くなると、コンバージョン率が約7%低下するというデータもあります。



具体的に何をすれば、SEO順位を守れるんですか?



12の防止策を、リニューアル前・リニューアル中・リニューアル後の3つのフェーズに分けて解説するぞい!
リニューアル前に、現在どのページが評価されているかを把握します。以下4点を確認してリストアップしてください。
新しい URL 構造を設計する際は SEO に配慮した3原則を守ります。
✅ 良い例:URLはそのまま、コンテンツとデザインだけ変更
❌ 悪い例:必要性が低いのにURL構造を全面的に変更✅ 良い例:
/services/web-design/
/blog/seo-basics/
❌ 悪い例:
/page.php?id=12345
/category1/subcategory2/article-abcdefg/✅ 良い例(3階層):
/blog/web-design/css-animation/
❌ 悪い例(5階層):
/category/blog/2026/02/web-design/css-animation/URL を変更するすべてのページについて、301リダイレクトの対応表を作成します。
旧URL 新URL ステータス
/products/web-design.html → /services/web-design/ 301
/company/about.html → /about/ 301
/blog/2025/01/seo.html → /blog/seo-basics/ 301
/contact.php → /contact/ 301防止策1で特定した高評価ページのコンテンツをどう扱うかを決めます。
| 方針 | 対象 | 注意点 |
|---|---|---|
| そのまま残す | 検索順位が高くアクセスが多いページ | デザインのみ変更し、テキストはそのまま |
| 改善して残す | コンテンツを追加・更新して強化できるページ | タイトル・見出し・キーワードは維持する |
| 統合する | 類似ページが複数あるケース | 旧ページから新ページへ 301 リダイレクト |
本番公開前にステージング環境(テスト環境)で以下を確認します。
本番公開前に必ずインデックス設定を確認します。
# 本番環境用(正しい設定)
User-agent: *
Disallow: /admin/
Disallow: /private/
Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
# NG例(すべてブロック)
User-agent: *
Disallow: / ← これがあると全ページがクロール拒否される設定 → 表示設定
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」
→ チェックが外れていることを確認主要ページのソースコードを確認し、
<meta name="robots" content="noindex">
が含まれていないことを確認リニューアルを機に、構造化データ(JSON-LD)を実装します。
| 構造化データの種類 | 適用ページ |
|---|---|
| Organization | 会社情報ページ |
| BreadcrumbList | 全ページ(パンくずリスト) |
| Article | ブログ記事 |
| FAQPage | よくある質問ページ |
| Product | 商品ページ(EC サイト) |
リニューアルを機に内部リンクを見直します。
Google Search Console → サイトマップ
→ 新しいサイトマップURL(/sitemap.xml)を送信Google Search Console → カバレッジ
→ エラー、警告、除外されたページを確認
→ 特に「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」に注意Google Search Console → カバレッジ → 除外
→ 「見つかりませんでした(404)」のページをチェック
→ 301リダイレクトが正しく設定されているか確認リニューアル後1〜3ヶ月は週次でアクセス数と検索順位を確認します。
Google Analytics → 集客 → すべてのトラフィック → チャネル
→ Organic Searchの推移をチェックGoogle Search Console → パフォーマンス → クエリ
→ 重要キーワードの順位変動をチェック
または
・GRC、Rank Trackerなどの順位チェックツールを使用Google Analytics → 行動 → サイトコンテンツ → すべてのページ
→ 重要ページのPV推移をチェック順位が大幅に下がった場合、以下のフローで対応します。
Google Search Console → URL検査
→ 修正したURLを入力 → インデックス登録をリクエストリニューアル後も3ヶ月に1回程度の SEO 監査を継続します。監査項目は、新規ページの検索順位・内部リンク構造の健全性・ページ表示速度・モバイルユーザビリティ・コンテンツの鮮度(古い情報の更新)です。



こんなにたくさん気をつけることがあるんですね!でも、チェックリストがあれば安心です!



その通りじゃ!リニューアルは計画が8割じゃ。事前にしっかり準備すれば、SEO順位を守りながら素晴らしいサイトが作れるぞい!



はい!このチェックリストを使って、クライアントのリニューアルを成功させます。ありがとうございました!
301リダイレクトを正しく設定した場合、Google が新 URL を再評価するまで通常2〜8週間かかります。ドメインパワーやサイト規模によって異なり、大規模サイトほど再クロールに時間を要します。順位が完全に安定するまでには3ヶ月程度を見込んでください。
CMS 変更では URL 構造が大きく変わるケースが多いため、301リダイレクト一覧表の完全な整備が最重要です。また、WordPress では移行後に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが残ったまま公開されるミスが頻発します。本番公開直後に必ず確認してください。
原則はURLを変更しないことが最もリスクが低いです。ただし、SEO に不利な URL 構造(パラメータ型・階層が深すぎるなど)であれば、301リダイレクトを完全に設定した上で改善することは長期的にメリットがあります。変更は必要最小限に絞ることが重要です。
あります。デザインのみの変更でも、見出し構造(h1〜h3)の変更・テキスト量の削減・ページ表示速度の悪化が起きると順位に影響します。「デザインだけ変える」であっても、コンテンツ構造と速度を必ずリニューアル前後で比較してください。
ドメイン変更(サイト移転)は最もリスクが高い操作です。旧ドメインの全 URL から新ドメインの対応 URL への 301リダイレクトを設定した上で、Google Search Console の「アドレス変更」機能を使って移転を通知してください。移転後は6ヶ月間、週次での順位モニタリングを継続することを推奨します。
本記事では、サイトリニューアルで SEO 順位が下落する原因と12の防止策を解説しました。
WithCode で学んだ Web 制作スキルに SEO を守るリニューアル手法を組み合わせれば、クライアントのビジネスを成長させながらサイトを改善できます。事前の計画とリニューアル後のモニタリングを徹底して、成功するリニューアルを実現しましょう。


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