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Claude Codeでコーポレートサイトを作らせる実践手順|プロンプト全公開

生徒

Claude Codeって名前は聞いたことあるんですが、ターミナルで動くんですよね? 難しそうで…。コーポレートサイトとか本当に作れるんですか?

ペン博士

作れるよ!ターミナルに慣れてないと最初は緊張するけど、コマンド自体はシンプルだよ。プロンプトの書き方がコツで、今日はそこを全部公開するね。

Claude Codeは、Anthropicが開発したターミナル上で動くAIコーディングエージェントです。ファイルの作成・編集・コマンド実行まで自律的に行ってくれるため、コーポレートサイトのような複数ファイルで構成されるプロジェクトでも、指示ひとつで骨格を一気に作れます。

この記事では、実際にClaude Codeを使ってコーポレートサイトを作る手順を、要件整理からファイル生成・修正指示・公開まで通しで紹介します。使ったプロンプトもそのまま公開するので、ぜひ自分の案件で試してみてください。


目次

Claude Codeとは? 基本の動き

Claude Codeが自律的に行う3つの操作

Claude Codeは、ターミナル(コマンドライン)上でAnthropicのAI「Claude」と会話しながらコーディング作業を進めるツールです。ファイルを読む・書く・コマンドを実行するという操作をAIが自律的に行います。

Claude Codeとは?の詳しい解説記事もありますが、本記事では「使い方の実践」に絞って進めます。インストール方法や基本コマンドはClaude Codeを使いこなす豆知識もあわせてどうぞ。

# Claude Code のインストール(npmが必要)
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# バージョン確認
claude --version

# プロジェクトディレクトリで起動
cd my-corporate-site
claude

起動するとターミナルにプロンプト入力欄が現れます。ここに日本語で指示を書けば動き始めます。

STEP 1:要件を整理してからAIに渡す

AIに渡す前に決める要件5項目

Claude Codeに丸投げする前に、要件を自分の言葉で箇条書きにする作業が欠かせません。要件が曖昧なまま指示すると、AIも曖昧な成果物を作ってしまいます。

最低限、次の項目を決めておきましょう。

  • サイト名・会社名・業種
  • 必要なページ(トップ・会社概要・サービス・お問い合わせ など)
  • デザインの方向性(シンプル/プロフェッショナル/カラフル など)
  • ブランドカラーとフォント
  • 使う技術(純HTML/CSS/JS のみ か、フレームワークを使うか)

今回のサンプルは「IT企業向けのシンプルなコーポレートサイト。4ページ構成。HTML/CSS/JSのみ。メインカラーは紺」という設定で進めます。

STEP 2:ディレクトリ設計の指示

まずプロジェクトの骨格を作ってもらいます。ファイル構成を最初に決めることで、後の作業が一貫します。

HTMLとCSSとJavaScriptのみ(フレームワークなし)で
IT企業のコーポレートサイトを作ります。

まず以下のディレクトリ構成とファイルを作成してください。
ページ:トップ(index.html) / 会社概要(about.html) / サービス(service.html) / お問い合わせ(contact.html)
共通:css/style.css / js/main.js

各HTMLファイルは共通のheaderとfooterを含む最小限の雛形にしてください。

「フレームワークなし」「最小限の雛形」のように制約を明示するのがポイントです。指定しないとClaudeが独自判断でReactなどを使い始めることがあります。

STEP 3:各ページのコンテンツを生成する

ページコンテンツ生成の進め方

骨格ができたら、ページごとにコンテンツを作成していきます。一度に全ページを指示するのではなく、1ページずつ指示するほうが品質が上がります。

index.html のmainセクションを作成してください。

構成:
1. ヒービーローセクション(キャッチコピー + サブテキスト + CTAボタン)
2. 特徴3つ(アイコン代わりに絵文字 + 見出し + 説明文)
3. サービス紹介(3カード、サービス名は仮テキストでOK)
4. お問い合わせへのCTAバナー

デザイン:メインカラー #1a3a6b(紺)、サブカラー #ffffff、フォントはGoogle Fontsから Noto Sans JP を使用。

このように「構成」「デザイン」を分けて伝えると、AIが迷いなく実装できます。

contact.html にお問い合わせフォームを追加してください。

フィールド:お名前(必須)/ 会社名(任意)/ メールアドレス(必須)/ お問い合わせ内容(必須・textarea)
バリデーション:JavaScriptで必須チェックを実装してください。
送信後:アラートで「送信しました」と表示する(実際のメール送信は不要)。
見た目:style.cssの既存スタイルに合わせてください。

フォームは「実際の送信は不要」とスコープを明示しておくと、バックエンド処理を勝手に実装しようとするのを防げます。

STEP 4:修正指示のコツ

修正プロンプトの書き方

生成されたコードが意図と違う場合、修正指示を出します。このとき「なんかおかしい」ではなく、具体的に何がどう違うかを伝えるのが大事です。

ヒーローセクションのレイアウトを修正してください。

現在:テキストが左寄りになっている
期待する状態:テキストを画面中央に配置、縦方向にも中央揃え
条件:flexboxを使って実装してください。min-heightは100vhにしてください。
スマートフォン(640px以下)での表示を改善してください。

問題:
- ナビゲーションのリンクが横に並びすぎて崩れる
- サービスカードが3列のまま小さくなって読めない

修正:
- ナビはハンバーガーメニューに変更(js/main.jsにトグル処理を追加)
- サービスカードは1列表示に変更

修正の際は「現状」と「期待する状態」を分けて書くと、Claudeが差分を明確に理解して的確に直せます

STEP 5:自分でレビューする重要性

生成コードで潜む問題パターン

Claude Codeは非常に優秀ですが、生成されたコードを必ず自分でレビューすることが欠かせません。見た目が動いていても、次のような問題が潜んでいることがあります。

  • フォームのバリデーションが甘く、空文字が送信できてしまう
  • XSS(クロスサイトスクリプティング)対策が抜けている
  • alt属性やaria属性が空でアクセシビリティが低い
  • CSSの指定が重複・衝突していて一部のブラウザで崩れる
  • 不要なconsole.logがコードに残ったまま

特にお問い合わせフォームやログイン処理などのセキュリティに関わる部分は、自分で動作確認とコードレビューを必ず行いましょう。

生成したコードをセキュリティ観点でレビューしてください。

チェックポイント:
- XSS(クロスサイトスクリプティング)のリスクがないか
- フォーム入力値のサニタイズはできているか
- 不要なconsole.logやデバッグコードが残っていないか
問題があれば修正もあわせてお願いします。

このようにAI自身にセキュリティレビューを依頼するプロンプトを使うのも有効です。ただし最終確認は必ず自分の目で行ってください。

STEP 6:仕上げと公開準備

公開前チェックリストの6ステップ

コンテンツとデザインが整ったら、公開前の仕上げを行います。

  1. 全ページをブラウザで確認(PC・スマートフォンの両方)
  2. ページタイトル(titleタグ)・metaディスクリプションの設定
  3. OGP設定(SNSシェア時のサムネイル・テキスト)
  4. 画像のalt属性確認
  5. リンク切れチェック
  6. GitHub Pagesまたはレンタルサーバーにアップロード
各ページのSEO対策として以下を追加してください。

- titleタグ:「ページ名 | 会社名」の形式
- metaディスクリプション:120字以内で各ページの説明文
- OGPタグ(og:title / og:description / og:type)を全ページのheadに追加

会社名は「テックラボ株式会社」、サイトURLは「https://example.com」としてください。

公開はGitHub Pagesが無料で手軽です。独自ドメインを使う場合はさくらインターネットやエックスサーバーなどのレンタルサーバーにFTPでアップロードする方法が一般的です。

Claude Codeを使う上での注意点まとめ

Claude Codeは便利ですが、万能ではありません。次の点に注意して使いましょう。

注意点対策
生成コードに誤りが含まれる必ず自分でレビュー・動作確認する
過剰な実装をすることがある「〇〇は不要」「シンプルに」と明示する
APIキーや秘密情報を扱わせない.envファイルを使い、コードに直書きしない
バージョンや仕様が古い可能性重要な仕様は公式ドキュメントで確認する
大量のファイル変更を一気に行うこまめにgitコミットして差分を管理する

特にAPIキーや認証情報はコードに直接書かず、.envファイルで管理するルールを最初から守りましょう。Claude Codeがコード内に書こうとした場合はすぐに止めて修正させてください。


まとめ

Claude Codeを使えば、コーポレートサイトの骨格を数分で作れます。ただし「AIに全部やらせる」ではなく「AIと一緒に作る」姿勢が大切です。要件を明確にしてからプロンプトを書き、生成されたコードは必ず自分でレビューする。この流れを守れば、AIを最大限活用しながら品質の高いサイトを作れます。

・要件整理が最重要:曖昧な指示は曖昧な成果物を生む。まず自分で要件を言語化する
・1ページずつ丁寧に:一気に全部ではなく段階的に指示して品質を上げる
・必ずレビューする:動いていても中身の確認は必須。セキュリティは特に注意

Claude Codeを使いこなすには、HTML/CSS/JavaScriptの基礎知識が土台になります。WithCodeでしっかり基礎を身につけてから実践に臨むと、AIの力をより引き出せます。

よくある質問(FAQ)

Q1. Claude Codeでサイトを作るのは無料ですか?

A. Claude Codeの利用は契約プランやAPI利用量に応じて費用がかかります。ホスティングは無料枠を活用できます。

Q2. 完全ノーコードで作れますか?

A. 大部分をAIが生成しますが、内容確認・修正・公開の工程で基礎的な知識があるとスムーズです。

Q3. 実務レベルの品質になりますか?

A. プロンプトとレビューの質次第です。公開前に人による最終チェックを行うことが前提になります。

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この記事を書いた人

WithCodeでWeb制作を習得後、フリーランスエンジニアとして活動。HTML/CSS・JavaScript・WordPress案件を中心に年間20件以上の制作実績を持つ。「難しい技術をわかりやすく」をモットーに、初心者〜中級者向けの技術記事を執筆。副業・フリーランス独立を目指す方に向けた情報発信に注力している。

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