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グラフィックデザイナーとWebデザイナーの違いとは?それぞれの仕事内容や将来性を徹底解説!

グラフィックデザインとWebデザインの違いがわからず、どちらを目指すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、仕事内容や制作物、表現方法などの具体的な違いに加え、それぞれの将来性についても詳しく解説します。

目次

グラフィックデザインとWebデザインの違いとは?

グラフィックデザインとWebデザインは、どちらも「デザイン」という言葉が付いていますが、その内容は大きく異なります。

どちらの分野でも「見やすく、伝わりやすく、美しい」デザインが求められますが、使用するツールやデータの形式、目的などに違いがあります。ここでは、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

目的の違い

グラフィックデザインの主な目的は、目にした瞬間に強い印象を与えることです。看板やポスターなど、一瞬で情報を伝える必要がある場面では、インパクトとわかりやすさが特に重視されます。また、一度制作すれば基本的に修正を加えることが少ない「完成品」として扱われる点も特徴のひとつです。

一方で、Webデザインの目的は、ユーザーにとっての「使いやすさ」や「操作のしやすさ」を提供することにあります。見た目の美しさだけでなく、ページ遷移やボタン配置などの導線設計にも配慮し、訪問者が目的の情報にスムーズにたどり着けるよう工夫します。さらに、ユーザーの行動データをもとに、公開後も継続的に改善していける点は、Webデザインならではの大きな特徴です。

制作物の違い

グラフィックデザインとWebデザインでは、制作するものが大きく異なります。

グラフィックデザインでは、主に紙に印刷するものを制作します。例えば、チラシやパンフレット、パッケージ、ポスターなどが代表的です。いわゆる「印刷物」と呼ばれるもので、手に取って見ることができます。

一方、Webデザインでは、Webサイトやバナー、アプリの画面など、デジタル空間で使用されるものを制作します。これらは印刷されることがなく、パソコンやスマートフォンの画面を通じて閲覧されることが前提です。

つまり、「実際に触れることができるかどうか」が、両者の大きな違いといえるでしょう。

表現手法の違い

グラフィックデザインは、基本的に「静止した」表現となります。紙に印刷されることを前提としているため、動きや音を取り入れることはできませんが、色や形、レイアウトの自由度が高く、比較的制限が少ないのが特徴です。

一方、WebデザインはPCやスマートフォンの画面上で表示されるため、「動きのある表現」が可能です。例えば、ボタンを押すとアニメーションが発生したり、スクロールに応じて画像が切り替わったりと、インタラクティブな演出が行えます。

こうした動的な表現を実現するには、「コーディング」と呼ばれる作業が必要です。

コーディングでは、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いて、デザインを実際の画面上で意図通りに動作させるための構築を行います。

コーディングの詳しい内容については、こちらの記事をご参照ください。

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色の表現方法の違い

グラフィックデザインとWebデザインでは、使用される「色の表現方法」も異なります。

グラフィックデザインでは、紙に印刷されることが多いため、「CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)」というカラーモードを使用します。これは印刷に適した方式で、インクを混ぜて色を表現する方法です。

一方、Webデザインでは、画面上での表示が基本となるため、「RGB(レッド、グリーン、ブルー)」というカラーモードを使用します。こちらは光の三原色を用いた方式で、ディスプレイ上の色を正確に再現するために用いられます。

解像度の違い

解像度とは、画像の細かさを表す数値です。数値が高いほど、より細かく鮮明に表示されます。

グラフィックデザインでは、印刷物として仕上げるため、300〜400ppi(ピクセル毎インチ)の高解像度で制作されるのが一般的です。その結果、印刷時にも細部までくっきりと美しい仕上がりとなります。

一方、Webデザインでは、データが重くなるとページの表示速度に影響するため、一般的に72ppiで制作されます。これはパソコンやスマートフォンの画面で適切に表示されるよう調整された解像度です。


利用するツールの違い

グラフィックデザインでは、印刷物を美しく仕上げるために、「Adobe Illustrator」や「Adobe InDesign」などの専用ソフトがよく使用されます。これらは、文字の細かな配置や色の調整に優れており、印刷物の制作に適したツールです。

一方、Webデザインでは、Webページの構成やインタラクション(動き)を考慮したツールが使われます。こうしたツールでは、ボタンを押したときの動きやページ間の遷移などを確認しながら、実際の動作を意識してデザインを進めることができます。

Webデザイナーが使用する主なデザインツールについては、こちらの記事をご参照ください。

グラフィックデザイナーとWebデザイナーの将来性

グラフィックデザイナーとWebデザイナーは、どちらも「デザインを仕事にする」という点では共通していますが、働き方や将来の選択肢には違いがあります。

ここでは、年収・求人数・キャリアパスの3つの観点から、それぞれの将来性を詳しく解説します。

年収の違い

株式会社カカクコムが運営する求人情報サイト「求人ボックス」によると、グラフィックデザイナーの平均年収は約459万円Webデザイナーの平均年収は約465万円です(2025年4月22日時点)。両者に大きな差はなく、年収面ではほぼ同水準と考えてよいでしょう。

グラフィックデザイナーWebデザイナー
平均年収459万円465万円

出典:求人ボックス 「グラフィックデザイナーの年収」
求人ボックス 「Webデザイナーの年収」

ただし、実際の収入は個人のスキルや経験、担当する業務の幅によって大きく変わります。特にWebデザインの分野では、マーケティングやコーディングの知識があると、年収アップにつながりやすい傾向にあります。

このように、どちらの職種もスキルをしっかりと身につければ、平均以上の収入を目指すことができる職業です。

求人比較と将来性

同じく求人ボックスのデータによると、2025年4月22日時点での正社員の求人数は、グラフィックデザイナーが13,297件Webデザイナーが81,074件という状況です。これらのデータから分かる通り、Webデザイナーの求人はグラフィックデザイナーの約6倍以上に上り、市場全体でのニーズの高さがうかがえます。

グラフィックデザイナーWebデザイナー
正社員の求人数13,29781,074

出典:求人ボックス 「グラフィックデザイナーの年収」
求人ボックス 「Webデザイナーの年収」

この背景には、企業のWebサイトやECサイト、SNSの運用が一般化し、Webデザインがビジネスの中心的役割を担うようになったことが挙げられます。そのため、Webデザインに対応できる人材の需要が年々高まっているのです。

一方、グラフィックデザインの仕事は、ポスターやパンフレットなどの紙媒体が中心であるため、デジタル化が進む現在では、求人の増加が緩やかになっているのが現状です。

このように、今後のニーズや市場動向を踏まえると、Webデザイナーの方が将来性が高いといえるでしょう。

Webデザイナーとしてのキャリアパスと広がり

キャリアの広がりという点においても、グラフィックデザイナーとWebデザイナーでは進む方向性が異なります。

グラフィックデザイナーは、主に紙媒体の広告や出版物などのデザインを手がけるのが中心です。経験を重ねることで、アートディレクターやクリエイティブディレクターといった上位職を目指すのが一般的なキャリアパスとされています。また、スキルの幅を広げてWebデザインやUIデザインの分野に挑戦する方も少なくありません。

一方、Webデザイナーはデジタル分野に特化しており、以下のような多様なキャリアパスがあります。

  • Webディレクター(Web制作全体の進行管理)
  • フロントエンドエンジニア(HTML、CSS、JavaScriptでの実装)
  • UI/UXデザイナー(ユーザー視点での見やすさ・使いやすさの設計)
  • デジタルマーケター(アクセス解析や広告運用など)

近年では、デザインだけでなくマーケティングや開発にも対応できるハイブリッド型のWebデザイナーが、企業から高く評価される傾向にあります。

このように、デジタル時代のニーズに柔軟に対応できるWebデザイナーのキャリアは非常に幅広く、将来性の高さが大きな魅力といえるでしょう。

まとめ

今回は、グラフィックデザインとWebデザインの違いや、それぞれの職種の特徴・将来性について解説しました。

どちらも「デザイン」を扱う仕事ですが、求められるスキルは大きく異なります。
ご自身の関心や目指す働き方に合った分野を選ぶことで、将来に向けたキャリア形成がしやすくなるでしょう。ご自身に合った道を見つけることで、より充実したデザインのキャリアを築くための第一歩を踏み出せるはずです。

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この記事を書いた人

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